CDレビューを書いていきます。レビューというか感想ですが。
今回はレッドホットチリペッパーズの2枚目のアルバム、フリーキー・スタイリーです。
概略
プロディーサーにPファンクの総帥ジョージクリントンを迎えて作成された1985年発売のアルバムです。
メンバーがゴタゴタしたファーストから初代ギタリストのヒレル・スロヴァクが復帰してのアルバムです。
私がこのレビューを書こうと思ったきっかけですが、よく初期レッチリの話をした時に「勢いだけの時だよね?」と言われることが多かったのですが、違うのでは?と疑問を持っていたからです。
是非初期レッチリの再評価のきっかけになって欲しいと思い書こうと思います。
曲紹介
1.ジャングル・マン
ベースのリフからジャムって作った感じですかね。レッチリの曲はほとんどそうかもしれませんが。
2.ハリウッド
ミーターズのカバーです。格好いいファンク曲です。
3.アメリカン・ゴースト・ダンス
youtubeにジョージ・クリントンが登場している動画がありますね。彼は強烈ですね。
4.イフ・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ステイ
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのカバーです。スライ&ザ・ファミリー・ストーンもすごく好きなバンドなのでまた別の機会に記事にしたいです。
5.ネヴァー・マインド
ヒレルのギターが炸裂しています。ヒレルのギターとフリーのスラップが魅力的です。
6.フリーキー・スタイリー
ベースとドラムは同じフレーズを弾き続け上物は自由にみたいな。
7.ブラックアイド・ブロンド
この曲もヒレルのカッティングや歪んだ音フリーのスラップが格好いいです。
8.ザ・ブラザーズ・カップ
レッチリらしいファンク曲。面白い曲です。
9.バトルシップ
パンク曲ですね。
10.ラヴィン・アンド・タッチン
11.カソリック・スクール・ガールズ・ルール
パンクの影響が強く出てますね。
12.セックス・ラップ
ファンクとパンクの融合。ヒレルギターが気持ちいいです。
13.サーティ・ダーティ・バーズ
14.ヤートル・ザ・タートル
怪しい雰囲気と粘りのあるギターサウンドが最高です。
以上の曲構成です。
アイディアを優先してそれに肉付けしていく感じがしますので勢いだけと言われがちなのかもしれないですね。
この頃とこれ以後の最大の違いはヒレルがいるかいないかです。私はレッチリ歴代ギタリストの中でもヒレルのギターが一番好きです。(もちろん全員好きですが)
レッチリって結局ジミヘンが好きな人の集まりだと思います。
ジミヘンというとギターサウンドやフレーズ、パフォーマンスが有名ですが、その中でもヒレルのギターは歪ではなくクリーントーンでジミヘンっっぽさが出ていると思います。
この方面からアプローチしている人ってそうはいないのではないかと思います。クリーントーンのブレというか音がクリーンに歪むところが好きです。
まとめ
以上レットホットチリペッパーズの2枚目のレビューを書かせていただきました。CDレビューというよりヒレルがいい!というような記事になっていましたが(笑)
読んで頂きましてありがとうございました。